「フロスチャレンジ」&「kid’s歯ッカソン」をモデル校「周南市立秋月小学校」にて実施しました
2022.02.09
健口スマイル推進事業の一環として、周南市立秋月小学校のご協力の下、ライオン株式会社、(公財)ライオン歯科衛生研究所が提供するプログラム「フロスチャレンジ」と「Kid’s歯ッカソン」に、秋月小の6年生(2クラス、53名)が授業を通して参加しました。(令和3年11月~令和4年1月:授業10時間分)
口腔ケアに興味を持っていただくとともに、「フロスチャレンジ」は親子でデンタルフロスの習慣化にチャレンジ、「Kid’s歯ッカソン」は主体的学びであるアクティブ・ラーニングを実践する狙いがあります。
■「フロスチャレンジプログラム」の実施について
フロスチャレンジは、お口の健康に重要な「デンタルフロスの習慣定着」を目的に、児童自身がアンバサダーとなり、保護者の方を巻き込みながら、「おうちで毎日フロス!」にチャレンジするプログラムです。
11月10日のキックオフ説明会では、学校歯科医の河村先生が動画等で楽しくデンタルフロスの重要性を伝え、教材には「Y字フロス(フロス初心者向けフロス)」や、実行できたかの「チェックシート」(世界地図の絵が付いており、周遊感覚で楽しくチェックできる)等が配布されました。最初の1カ月は児童のみ、次の1カ月は親子で一緒に当該プログラムに取り組みました。児童は、家族に使ってもらうためのアイデア作りを行い、「フロスの置き場を作る」、「親子で一緒にやる」等のアイデアが出ました。実施後アンケートでは参加した児童において、「フロス使用への継続意向が7割以上」と高い結果が得られ、保護者からは「子供に言われてやってみたら気持ちよかった」「よい機会をいただいた」との嬉しいお言葉をいただきました。
■「Kid’s歯ッカソン」の実施について
「Kid’s 歯ッカソン」は、「歯と口の健康や歯みがき」などをテーマに、学習指導要領に記載されている「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」を実践しながら、歯と口に関する課題発見と解決方法を考えるプログラムです。
まず、児童自身が興味関心のある歯と口のテーマを設定し、調べ学習や学校歯科医へのインタビューを通して正しい知識を習得しました。その後、班で協力し合って意見をまとめ課題解決のためのアイデアを考えました。
1月20日の最終授業では発表会が開催され、各班が調べた歯と口の情報や、工夫を凝らしたアイデアが発表されました。「むし歯」をはじめ、「歯の喪失」や「口臭」「顎関節症」などの問題を解決するユニークで斬新なアイデアの発表があり、参加した先生や学校歯科医からも絶賛の声が上がりました。
当日の発表会の様子は、保護者にも動画配信で視聴いただき、学校内だけではなく家庭とも連携した取組となりました。それにより、児童が調べたこと、学んだことを保護者にも共有し、家族で歯や口の健康について話し合っていただく良い機会となりました。
お問合せ先
官民協働「健口スマイル」推進協議会※
事務局:公益社団法人山口県歯科医師会担当:柴田
TEL:083-928-8020
FAX:083-928-8025
◇健口スマイルホームページ | |
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※構成団体
山口県、公益社団法人山口県歯科医師会、一般社団法人山口県歯科衛生士会、サンスター株式会社、ライオン株式会社、株式会社ロッテ、株式会社山口フィナンシャルグループ