健口スマイルとは
公的機関と⺠間事業者、それぞれが持つ特性や知見を連携・融合させ、
「健康と笑顔は口元から」を合言葉に、口腔衛生意識の向上を通じ山口県⺠の健康寿命の延伸を応援していきます。
健口スマイル推進事業とは
健口スマイル推進事業とは、公的機関と⺠間事業者、それぞれが持つ特性や知見を連携・融合させ、「健康と笑顔は口元から」を合言葉に、口腔衛生意識の向上を通じ山口県⺠の健康寿命の延伸を応援する事業です。
(1)学校から家庭、職場における口腔ケア意識を定着化させ健康寿命の延伸を応援します。
(2)かかりつけ医の定着による⻭科定期健診の充実を目指します。
健口スマイル推進事業は、2021年3月26日からスタートし、5カ年かけて県⺠の人生100年時代に必要な口腔衛生意識の向上を推進していきます。
健口スマイル推進事業の想い
日本は世界に冠たる⻑寿国の一つ(男性81.41歳:世界3位/女性87.45歳:世界2位、2019年)ですが、平均寿命と健康寿命との差は10歳程度あると言われています。
人生100年時代と言われる中、病気もせずに死ぬまでいきいきと暮らすためには、健康寿命を少しでも伸ばすことが大切です。
最近は運動や食習慣を軸に国⺠の健康意識が醸成されつつありますが、口腔衛生意識というと、それほど高いものとは言えません。食べること、噛むこと、話すことという健康⻑寿に必要な要素は、実は口腔機能と直結する問題なのです。
つい面倒と思われる⻭みがきや⻭科健診、しっかり意識していますか?お口の健康を考えることは、体の健康を考えることにつながります。
新しい口腔衛生習慣を身につけ、少しでも笑いにあふれる人生100年時代に挑戦していきましょう。
健口スマイルのロゴマーク
「健康と笑顔は口元から」という合言葉をわかりやすくカタチにしました。
口腔衛生への意識を高めてもらうために、一見、唇に見えるデザインを施しておりますが、実は口の中を表現しています。
口腔衛生意識に少しでも関心を持ってもらえるように、子どもからお年寄りまで関心を引くための視覚性と斬新性を兼ね備えたデザインを意識しております。
健口スマイル推進事業が取り組む主な施策
健口スマイル推進事業では、全世代を対象に口腔衛生意識の向上を図、県⺠の人生100年時代をお手伝いしたいと思っています。
その中でも、小中学生等の若者、妊産婦や子育て世代、働き世代や高齢者と、世代を分け、各世代が関心を向けるプログラムを軸に推進事業を展開していく予定です。
- 学校や職場での口腔ケア新習慣の定着
- 「全国小学生⻭みがき大会」などのプログラムを通じて小中学生の昼⻭みがき習慣の定着、さらにはデンタルリンスサーバーや携帯用⻭みがきセットを職場に設置・配布するなどして、働き世代の口腔衛生意識の向上を図っていきます。
- 高齢者の健口運動を推進し⻑寿を応援
- 高齢者が集まる様々な事業や場所を活用して、健口体操の普及や噛む力を維持できる体験型プログラムなどを提供し、人生100年時代に向けた高齢者の元気を引き出していきます。
- 妊産婦・乳幼児に役立つ口腔衛生知識を
- 人生100年時代は、生まれた時からの口腔衛生管理がとても大切です。妊産婦や育児世代のパパママにもしっかりとした口腔衛生意識を持ってもらい、子どもたちの健康で笑顔あふれる人生100年時代を支えていきたいと思います。
- 栄養バランスから口腔機能向上を図ろう
- 口腔機能をしっかりと管理するのであれば、毎日の食に気をつけ栄養バランスの取れた食生活が大切なことです。食べることに興味を持つことは、口腔衛生意識の向上にもつながります。楽しく食べて楽しい豊な人生を過ごしましょう。
- 咀嚼力アップで認知症予防対策を支援
- 咀嚼力は口腔機能を支える大切な要素です。近年では咀嚼力を強化することで認知症の予防効果もあることがわかってきました。噛む力が衰えると食事や栄養のバランスが崩れ体力や気力の減退にも繋がります。咀嚼力を鍛えましょう。
- 健口生活であらゆる活動をいきいきと
- 口腔衛生意識を高め口から健康づくりに励むことは、日常的なあらゆる活動をポジティブ(=積極的)な思考へと導いてくれます。健口スマイルで明るい人生を築くと共に、職場での生産性向上も期待されています。